ゲームの事と旅行の事を中心に、長く語りたいことがあった時に書きます。
5月5日(土)
ホテルで美味しい朝食を食べて出発。
福井駅の周辺は路面電車が走っています。
自然も豊かで、街ものどかながらどこかキリッとした印象もあって個人的に好きでした。
フェニックス通りとかいう厨二病を拗らせた道を歩いていると、有名自動車店が立ち並ぶエリアに。
本当にずーっと自動車屋さんしかなかったので、福井県民は車好きなのかな。
横断歩道の押しボタンで、やたら出っ張ったやつを発見。
某タイムボカンに出てきそう。ボチっとな。
鯖江市に到着。
あまり馴染みの無い市名かもしれませんが、国内の90%以上の眼鏡をこの鯖江市で製造しているとのこと。
眼鏡使いは感謝しなければならないですね。
鯖江からはフェニックス通りを外れ、住宅地の中を歩いていきます。
木造の古風な建物が多いですが、どれも綺麗で立派に保ってあります。
この古風な町並みを散策するのも、福井県の魅力の一つでしょうか。
これは…まずいよね(笑)
鯖江駅の駅前でソースカツ丼を食べました。
大盛りを頼んだら丼2杯ぐらいの量が出てきた。福井県の料理は量多いよ。
結構ご飯にもソースが遠慮なくぶっかかっているので、ソースとご飯で食べられる人向け。
お好み焼きとご飯で食べられない人は難しいかも。私は好き。
それにしても、北陸のご当地グルメはやたらとカツの出番多くないですか。
北陸のトンカツ文化が何かしらあるのかな。
さて、町並みを眺めながら歩いていたら、いつの間にか越前武生駅に到着。
一応の目的地だったので、ゴールではありますが、せっかく来たので一休みしてから観光に。
リュックを駅のコインロッカーにぶち込んだので、悠々と歩き回れました。
越前で作られるタンスは、昔から高級品だったそうです。
このタンス町通りはそんな昔ながらのタンス屋さんが立ち並ぶエリアです。
お店の佇まいも立派だし、休憩所として開放しているお店もありますよ。
武生中央公園。タンス町通りを抜けたところにある大きな公園です。
この日はちびっこフェスティバルみたいなのをやっていて、駅前の100倍ぐらい人がいました。
アスレチックの他にもメリーゴーランドや観覧車、遊園地にありそうなアトラクションが一通り揃っていて、近隣の子どもたちの天国だなと思いました。すぐ近くにフードコートと図書館、市民ホールもあってめちゃくちゃ栄えてました。
こどもの日なので、鯉のぼりもありました。
この鯉のぼりの下では、子どもたちがなんかノリノリでダンス踊ってました。元気だなあ。
いわさきちひろの美術館は練馬の下石神井にありますが、生まれたのはこの越前市なんだとか。
その生まれ育った下宿を再現した記念館があります。
わりと子どもの頃から馴染みのある絵だったので、改めてこういう歴史のある人だったんだなーと知ることができました。
あと建物の再現率が何気に凄いので、そういう意味でも入ってみてもいいかもしれません。
一通り観光した後、特急しらさぎ号に乗って米原へ行き、新幹線で帰路に着きました。
米原も琵琶湖のすぐ近くだったのでちょっと散策したかったけど時間がなかった…
4日目、総歩行距離約33km。約7時間半。
今回歩数や距離を測ってくれるアプリをダウンロードしてみたのですが、その結果だと4日間で132kmも歩いたことになってます。
たぶん、家から駅までの移動や、到着した後の観光での歩数も含めているとは思うのですが、それでも計画より30kmも長くなるかな?
とにかく、かなり充実した旅になりました。
また、知らない場所を歩いてみたいものですね。
comments(0), trackbacks(0), - -
5月4日(金)
ものすごい土砂降りの音で目が覚めました。
今日は天気が不安定とは予報でも聞いていましたが、ピタッと雨が止んだかと思えば、またドザーッと降る。
大盛りの朝ごはんを頬張りながら、この情緒不安定な天気に対してどう決断しようか考えていました。
結論としては、「9時まで待つ」
9時以降はどんなに土砂降りでも出発。
というのも、今日の道のりがこの旅で一番長い予定。
道も山越えで、それなりに過酷な道中が予想される。
なので時間がかかることが予想され、あまり出発を遅らせたくなかったのです。
ということで、9時にオーナーさんたちに見送られながら出発。
なんと9時ぴったりに雨は止み、すぐに快晴になってきました。運がいいね。
もうこの日はひたすら国道8号を進んでいくので、道に迷う心配はほぼ皆無。
ただ、歩道のない山道を歩かされたりしていたので、トラックに接触しないかヒヤヒヤしてました。
まあ山の中なので特筆すべきようなものは倒壊したラブホテルぐらいしかなかったのですが、パンチが効いた出会いがお昼ご飯の時。
山の中で、お店自体も限られている中、丁度12時を過ぎた頃に見つけたお店なのですが
メニューの主張が強い。いや、壁にたくさんのメニュー書いている定食屋は珍しくないけど。
なぜこんなにも直線なのか。と思ったら普通に書いてあるやつもあって、その統一感のなさはなんなのか。
定食の中に「ポルガライス」というのがあったので、気になって注文。
なんかすごいのが出てきた。。
後から知ったんですが、ポルガライス自体は越前市の名物料理らしいんです。越前武生の駅前でも売ってた。
しかしなんだ…すごいボリュームだ… そもそも定食じゃないし。
誇張なく溢れんばかりのカレーにはすごい量の野菜が角切りで入っている。
オムライスの中身はチキンライスではなく、角切りチャーシューとニラが入った炒飯みたいだった。
このオムライスがマジで美味かった。というか、このオムライスが美味くなかったら遭難していた。
入口では眼鏡をかけた犬の銅像があって、意味わからん内容のラジオが延々と流れていた。
トイレの手洗い場は巨大な蚊取り線香で封鎖されていた。
なんだここは。最後まで掴みどころがなかった。御馳走様でした。
され、異常に満腹になった腹を抱えながら歩き続けました。
相当に気温が上がったことと、やはり距離が長いこともあって、坂井市入るあたりでかなりくたびれてました。
途中福井大橋とかいう巨大な橋があったのもHPを削られました。鉄橋苦手なんですよね。
ともあれ、福井市に入るとお店もかなり多くなり、えちぜん鉄道とかいう可愛い電車も走ってて和みました。
福井県庁は元々福井城があった福井城址に建っていて、お堀と石垣が超クールでした。
夜はライトアップもされていて、個人的お気に入りスポットです。福井にいらしたときはどうぞ。
福井駅の前にはでっかい恐竜がいて、子どもたちがそれをみて大興奮していました。
この恐竜、動くし唸る。恐竜が有名なのは知っていましたが、まさか現代に蘇らせて、しかも駅前で放し飼いにするとは。
福井県のスケールがデカくて驚きます。
この日泊まったのは「城町アネックス」というホテル。家族経営でやっている、歴史あるホテルなんだとか。
福井城址の真横にあるので、眺めもいいですよ。朝ごはん超美味しいし。
3日目、総歩行距離約40km。約9時間。
comments(0), trackbacks(0), - -
5月3日(木)
この日は朝から雨。
距離的に余裕がある日だったので、洗濯等をして11時過ぎに出発。
雨はやや弱まりましたが、小雨が続いてる状況でした。
お昼ご飯は道中にあったお好み焼き屋さんへ。
一人で入ることに抵抗がないなら、お座敷のあるお店はいいですよ。
体制も自由にできるし、靴が脱げる。靴履きっぱなしだと豆ができやすいんです。
そのお店でお手洗いに行ったら、ど真ん中に木が生えていたのでビビった。
異世界に召喚されたのかと思った。普通に邪魔だろこれ。
お腹も満たして歩いていくと、かなり視界も開けてきて、まず歩行者はいなさそうな道になってきました。
こういう道はテンション上がってきますね。雨も止んだので気力回復して進んでいきます。
ぼーっと歩いていたところ、突然広大な敷地と立派な建物が見えたのでびっくらこきました。
こんなに立派な建物なのに、車が一台も止まっていない…と思ったら3年ほど前に閉館していたそうです。
ガラス館やらなんやらたくさんの施設が併設していたようですが、今となってはこの大きな建物が全て無人…
なんだかとても勿体無いですね。
歩き旅の醍醐味として、こういった「今はもうないスポットの跡地」や「誰にも知られていないようなスポット」を発見できるというところがあります。普通に観光してたら、なくなったスポットには行かないでしょ?
そんなものを見ながら進んでいたら、16時頃に目的地の山代温泉に到着。
山代温泉に向かうまでの道が途轍もなく綺麗だったんですが、私の写真技術では全然収めることができなかったので、是非行ってみてください。
山代温泉では「バーデン・バーデン」というペンションに泊まらせてもらいました。
何故か山代温泉のHPでは飲食の方にしか書かれておらず、ほんとに泊まれんのかという感じでしたが、オーナーさんたちもいい人で、お部屋も綺麗でした。温泉旅館とかクソ高くて無理だけど温泉入りたいという人にはオススメです。
まずペンションの近くにあるホテルの温泉に行ってきました。オーナーさんのオススメだったので。
大浴場も広くて、温泉の湯加減も丁度良く、マッサージ機まで置いてあったので求めるものがとりあえず全部あるって感じでした。
ただ、せっかく山代温泉に来たからと思い、晩ご飯を食べたあと、山代温泉独自の「総湯」に行ってきました。
山代温泉には昔から大衆浴場の総湯というのがあって、その中でも「古総湯」という銭湯は当時の造りや入浴方法も再現してるということで。
具体的に言うと脱衣所とお風呂がある場所が一緒になってるんですね。これびっくりしましたが、よく考えたら別に分かれてる必要性もそんなにないですよね。貴重品は入口のロッカーに仕舞うし。
内装はレトロモダンといいますか、木造のシックな造りに、ステンドグラスが組み合わせれているんですよね。
他では見ないようなデザインだったので、それを見に行くだけでも価値があるかと思います。お湯は熱いです。
山代温泉、街の雰囲気もとても良く、楽しいところでしたが、やはり有名温泉地に比べると人がまばらかな…
なのでもし金沢に行くことがあったら足を運んでみてください。
2日目、総歩行距離約22km。約5時間。
comments(0), trackbacks(0), - -
5月2日〜5月5日の4日間、GWの真っ只中に歩き旅に行ってきました。
今回は未だ行ったことのなかった北陸地方に狙いを定め、金沢→越前武生の約100kmを歩くことにしました。
道としてはこんな感じ。B~Dは宿です。
ほぼ平地ですが、3日目がやや山越えになります。
5月2日(水)
世間は平日ですが、休みをとってこの日に出発。
始めて乗る北陸新幹線に乗って、金沢に到着。
北陸新幹線って窓際以外の席にもコンセントの電源が用意されているんですね。
東海道新幹線でも導入されればいいのに。
金沢駅についたら早速歩き始めました。
仙台の時とは違い、今回は金沢で観光とかはしません。
兼六園も21世紀美術館もスルーです。そんなものはない。
こういう水路が金沢・福井通して街中に多い印象がありました。
側溝とかに流れる小さいものだけでなく、未就学児なら簡単に溺れそうなレベルの大きさの水路もありました。
小さなお子さんを連れている方は目を離さないでほしいですね。
道中、謎の乗り物と廃墟になった洋館がありました。
森の奥深くとかではなく、幹線道路沿いにありました。シュール。
歩き旅はなるべく歩行ペースを一定にすることが、長く歩くコツになります。
速かったり遅かったりペースが変わってしまうと、自分の疲れ具合や目的地までの時間を計りづらくなるのです。
自分は大体「踏切の音」ぐらいのリズムで歩いてます。カンカンカンカンってやつ。
折角だからと思い、お昼ご飯は金沢カレーを食べました。
大きいカツと、銀色のお皿が特徴的です。あと、ついてくる食器がスプーンでなくフォークでした。
しかし周りを見てみるとスプーンで食べている人もいたので、メニューで変わるのか、ランダムなのか…
そこが一番気になりました。カレーは普通に美味しかったです。
ところで、皆さんご存知の様にこの日は天気が悪かったですよね。
お昼食べてすぐぐらいに、金沢でも雨が降りだしました。
しかし!今回のために装備を万全に揃えていたので問題なし。
ゴアテックスのレインウェア。リュックカバー。スマホも防水ケースに。
…まあ靴は濡れるんですけどね。今までの経験上、靴は濡れてもどうにかなるんで。
防水ケースの中から撮ったのでとても見えにくいですが、「くるくる寿司」というお寿司屋さんの看板です。
すぐ向かいにはま寿司が建っており、完全にお客さんをそっちに奪われていました。
チェーン店にしても聞いたことない名前だったので、調べてみると2000年代初頭のまま止まっているみたいなHPが出てきて心苦しい気持ちになりました。
そんなことしている内に、目的地の小松市に到着。
小松駅のすぐ近くのホテルに宿泊しました。
普通のビジネスホテルのくせに、レストランだけコース料理が出てきてサービス料とか取るような高級感溢れる仕様で焦りました。
電話で適当に予約するんじゃなかった。
1日目、総歩行距離約35km。約7時間半。
comments(0), trackbacks(0), - -
comments(0), trackbacks(0), - -
伊豆半島縦断の歩き旅toゲストハウスコドコド行ってまいりました。
初日は沼津の駅からスタート。
沼津市を抜けて伊豆の国市、伊豆市に入っていく
山の中ののどかなルート。
途中謎のドームがあったり、見事な田んぼを見たりしながら
温泉街のはずれの一件目の宿に到着。
天然温泉が湧いてるというのがウリの宿で
正直初日はそれを励みに頑張った。
ていうか伊豆半島はやっぱ温泉が多くて
色んな所で温泉の看板があったし
道の下の水路から湯気が出てるぐらいそこらじゅうで温泉が湧いてた。
二日目は天城峠を超えるルートのリアルに「天城越え」。
坂道が続いて正直きつかった。体力持ってかれた。
だから途中でアイス食ったりしてモチベーション上げながら頑張った。
あと、歩いてる途中にループ橋っていうのがあって
↑こんなやつなんだけど
とにかく無駄に歩くし怖い。高いから。
歩道橋のボスキャラみたいな感じ。
ビクビクしながら渡った。やばかったわ。
山から下りてきてから道歩いてたおっさんに
もっと楽で綺麗な別ルートがあったことを教えられて
「おせーよ!」って思ったけど気にしない。
途中日帰り温泉に寄ったんだけど
建物のボロさのわりに温泉はとてもよくてDXだった。
あと宿がやたら高い坂の上にあって
最後の方登るのが本当に大変だった。
しかも宿が目の前にあるのに気付かないで
別の道に入って道に迷うという。
格安のゲストハウスに泊まったんだけど
ほとんど人んちだった。
3歳の子どもがドラえもん見てた。
三日目は海沿いを歩きながら下田を通って南伊豆に行くという。
白浜海岸って海岸がすごい色がきれいだった。
9月に入ってるのに人も結構多かったし。
まあこっちは暑くてそれどこじゃなかったけどね。
そんでフラフラしたり足の豆が爆散したりしたけど
なんとかコドコドに到着ー。
コドコドで食べたタイカレーめっちゃうまかったわ。
もうタイカレーの為に歩いてきたようなもんだわ(笑)
そんで今日はコドコドの近くの海で泳いで
激熱の足湯に浸かってから帰ってきて今に至るというわけです。
新宿シューレから秦野、秦野から沼津と歩き旅を前にやっておりまして
だから新宿シューレからコドコドまで歩いたことにもなるんだよね。
なかなかそう考えるとすごいなと。
個人的にも3日間ずっと歩くのは初めてだったから距離も最長記録だったわ
いい経験になったわ 伊豆半島はいいとこ
コドコドもいいとこだわーカレーおいしいわー
comments(2), trackbacks(0), - -
| 1/1PAGES |